HOME > 01 Scribbles
DROP SQUAD (1994)
Directed by Clark Johnson David C. Johnson, produced by Spike Lee
starring: Eriq Lasalle, Vondie Curtis-Hall, Ving Rhames, Kasi Lemmons, Leonard Thomas, Vanessa Williams, Nicole Powell, Eric A. Payne
しかしまぁ、なんか恐ろしい。 "Drop Squad"は堕落した黒人を叩き直すためにできた黒人組織。その「堕落」というんは色んな意味があるが主に「黒人としての意識」を基準にしてるわけですな。会社でのし上がっていこうとして、白人にこびへつらうと「堕落」・・・ん〜どうなんだろなぁ? 例えば白人経営の会社でそうすることって、しゃーないことだと思うのね。ほんじゃ、黒人経営の会社ではどうするの?きっと上役さんに媚びへつらうことって多くなるんじゃないかな?
さて、その"Drop Squad"の方法とは・・・? この映画の年代がいつやったかわすれてしまったのがちょいと残念やねんけど・・・たしか94年に制作されたものやったっけ? 今まで話し合いですんでいたことが暴力じゃないと利かなくなった・・・その暴力もエスカレートして・・・いや、まじでコワイ世界が描かれていて、あたしはあんまり観てて気持ちよくは感じなかった。なんか救われないというか。結局は救われて終わるので、「187」って映画よりはまだましやったけどね。
でもそんな映画だからこそ、今観て欲しい映画でもあります。self esteemのカタチもいろいろあるけど、間違ったカタチになると、それはesteemではないよね。でもこの映画にあるような表現も実際黒人文化にあるというのも本当。ん〜過去形にしてたほうがいいのかな? 今はないことを祈りますが。
とりあえず観てみて。あなたの「黒人文化観」も変わるかも。
Oct 16, 2007 Tue NAPPIE | Permalink
DEEP COVER (1992)
director: Bill Duke
starring: Laurance Fishburne, Jeff Goldblum, Victoria Dillard
openingがごぉおおおおっつかっこえ〜わ☆ もう、どきどきしてきますな。そして出演はなぜか存在感のある(あたしはダイスキ)Larry Fishburneとあのハエ男のJeff Goldblum。
クリスマスにjunkieの父親が盗みに入ろうとした酒屋で銃殺されるのを見た10歳の息子は、その父を産んだ社会を正したかったからか、policeになる。そして上司の薦めで"undercover cop"として動く羽目になってしまう。「社会のため」とそそのかされて。。。
まぁ何を"undercover"するのかというと、麻薬売買の大元をしょっぴくためだ。よくある映画のstoryではあるけど、それをLarryが演じるっちゅ〜のがまた、何だかいい。ほんと彼、派手じゃないけどいい役者だと思うねんけどなぁ。もっといい思いしてもええんちゃうの? Go Larry, Go!...って、ここで応援してもしゃーないんやろけど。
社会は善と悪で成り立ってる。政治も権力も、全て$次第っていってもいいくらい。だから、「悪」も使いようによっては、沢山の$を運用するのに役だってくれたりするわけで。まぁ、それを考えさせられたりするわね、この手の映画は。全てのヒトが「善」をよしとして$を運用していかんと、社会の何処かが「悪」に染まるのは必然的なことかもしれない。そう、ひとりも欠けずに「善」をよしとしないとダメやねん。だからこの映画のように「善」であるべき警察も"undercover"とはいえ、「悪」にならんといかんようになる。この映画はその境目が描かれてるね。
openingもすばらしいが、endingは知ってるヒトが多いやろけど、かのDr. DreとSnoopのアノ曲! う〜ん、ええねぇ。 血が騒ぐねぇ。・・・いいえ、暴力的になるんちゃうで! 踊りたくなるねん。
Oct 16, 2007 Tue NAPPIE | Permalink
DO THE RIGHT THING (1989)
director: Spike Lee
starring: Spike Lee、 Danny Aiello、 John Turturro、Giancarlo Esposito 、 Joie Lee、Ossie Davis、 Ruby Dee、 Samuel L. Jackson、 Martin Lawrence
Black Movieが注目されたのはこの映画が公開されてからだ〜っていっても過言じゃないってくらい、いろんな影響を与えた映画。Spikeも自ら主演してるし。
NY, Harlemの黒人とイタリア系人との間を描いた作品。中にはアジア系人もでてくるんだけど。それは人種問題を描いたものだが、何度見ても、いろんな角度から考えられる。 "Fight the Power"といえども、全てが「黒人万歳!」として映し出されてるわけじゃないように、あたしには思えるねん。黒人自身にwarningを向けてる場面も多々あるように思える。 いろんなヒトがいろんな考えをもって見れる映画なんじゃないかな? もしくはわけわからず、ただ、「あ〜、かっこい〜!」と見るだけか。
あたしは3回目で色んなモノが見えてきたね、この映画。 見るたびに後味が悪くなっていくのはなんでやろか? だって、イタリア系人の視点で見ると、彼等、えらくかわいそうじゃない? 「郷に入れば郷に従え」なんだろうか? 自分の店ででっかい音でステレオならされたら、誰でも怒るとおもうねんけど?
Read more of "DO THE RIGHT THING (1989)"...
Oct 16, 2007 Tue NAPPIE | Permalink
DEAD PRESIDENTS (1995)
director: Hughes Brothors (Allen + Albert Hughes)
starring: Larenz Tate, Chris Tucker, Kieth David, N'Bushe Wright, Freddy Rodriguez
Dead Presidents...英語で"bill"の意味でもあるんやけども、映画はその"Dead Presidents"が燃やされるところから始まるねんけども、まさにそれがこのstoryを物語ってる。
時は1968年〜1973年くらいまでの設定。 まさにアメリカが、そして黒人文化が激動した時代でもある。 Vietnam Warがもたらしたものは精神的にも、経済的にもおっきくてそれは戦場で戦ったヒトをもっと苦しめたものでもある。 頑張って働いたのに仕事はない、戦場で見たモノがトラウマになってる、どうしようもないからdrugにおぼれる・・・そういう背景にBlack Powerが提唱されてきた時期でもあり、それをまとめて描いてる作品。
黒人映画の中でこれほどやりきれない映画はないんじゃないかっていうほどすくいようのないstoryで、ちょっとでもアメリカ史や黒人史を知ってるヒトにとってはかなり内容も濃く、興味深い、おもしろいものなんじゃないかな? これは単に黒人映画ってとらえるのはもったいない! そういう映画を黒人が作ったってことがすばらしいことや〜とあたしは思うねん。
Read more of "DEAD PRESIDENTS (1995)"...
Oct 16, 2007 Tue NAPPIE | Permalink
DRUMLINE (2002)
Directed by Charles Stone III
starring:Nick Cannon, Zoe Saldana, Orlando Jones, Leonard Roberts, GQ...
Dallas Austinがexecutive producerしていて、彼の実体験を元に制作した映画です。
でっかいマーチングバンドのパフォーマンスって、日本人にとっては馴染みがないかな? でも「鼓笛隊」って幼稚園だか小学校だかでせ〜へんかった? うちの幼稚園は音楽・体育・芸術に力を入れてるとこで、その頃に中太鼓・小太鼓やら木琴やらピアニカやら色んな楽器をやらされたし、小学校でもフォーメーションっていうの? のある鼓笛隊をやったっすよ。小学校んときは副指揮(って名前やっけ?)やったから楽器はせんかったけど、フォーメーションをひっぱっていかなきゃいけない役目やって、けっこうこれつらいのよ。 歩幅気にしたり、タイミングみはからわんといかんかったりして。そんなことも経験してたからもあってか、この映画見てる間、みょうな血が騒いだわっ!
この映画のストーリーは、まぁよくあるスポ根モノに似たものなんだけど、ちょいとアオいかな? ってかあたしがオバサンになったからかもしれんが、中学生とか高校生に見てもらいたい映画やな。 ちょっと残念なんが、主人公は最初から有能な人間なのね。その有能さ加減がストーリーに生かしきれてへんというか・・・天狗の鼻を折るなら、もっと「ボキッッッ!」ってドラマティックに折らんとつまらんやないか! ライバル校との対戦もスタジアムで、それだけで「わを!」って感じやねんけど、その対抗ぶりっての? 両校の戦いをもうちょっと違った表現でできなかったかしら〜? って思った。ちょっと中途半端なつくりになってるのは否めない。でもスタジアムでの演奏、そのマーチングっぷり見てるだけで鳥肌は立つねんけどね!
Nick Cannon、か〜いぃねぇ♪ 演技の初々しさ加減もええやんか! これから頑張って〜って感じっす。 ドラムのバチさばき(スティックさばきっちゅ〜の?)も、練習したんやろなぁ。もちろん代役もつこてる場面も多いんかもしれんが。曲の"Can I Live"の方もええやんかいさ? 彼自身の生い立ちを歌ってるねんて?
ストーリーを楽しむよりも、マーチングバンドの醍醐味ってのを味わう感覚でみたらええと思います。でも中学生、高校生やったら、なんかを感じたりする映画じゃないかな? 10代に見て欲しい映画やね。
Oct 15, 2007 Mon NAPPIE | Permalink
FRESH (1994)
director:Boaz Yakin
starring: Sean Nelson, Giancarlo Esposito, Sammuel L. Jackson, N'bushe Wright...
まだほんの小学生であるFreshは街でコカインとヘロインの運び屋をしてたんやけど、時が過ぎて色んな事が起こっていくうちにイヤになっていく。Freshは頭の切れるコ・・・Bossらを上手く自滅に追い込んでいく・・・
よくある話なのかどうかはあたしはわかれへんけど、子供がこうやって生活してるのを見るのは悲しくなる。でもそれだけじゃなく、そのクスリをオトナが買ってるってのはもっと悲しくなる。よく他の映画でもある話で「白人に持ち込まれたクスリで仲間を滅ぼすな!」てあるけど、この"Fresh"みたいに「子供は見ている・・」的な映画もよくあるよね。それでも一向に状況は変わらない・・・どころか悪くなってるのは皮肉な話ではある。お金を稼ぐためにこういう状況をつくり、そして、それに絡むヒト達が滅びていく・・・。いつこの悪循環は打破されるんやろか??
ここでもSamuelちゃんがいい味だしてるkey manである、Freshの父親を演じてる。最後に流すFreshの涙・・・何を感じての涙なのか、みんなも考えてほしい。
この映画中のセリフ、プエルトリコ系のFreshの友達がgang気取りで喋るlineがあるねんけど、これ、the late Big Punisher(Rest in peace!)が1st albumのイントロでつかってたのよね〜! そのlineに"Big Punisher"って言葉もでてくるよん♪
Oct 15, 2007 Mon NAPPIE | Permalink
GET ON THE BUS (1996)
director: Spike Lee
starring: Ossie Davis, Richard Belzer, Isaiah Washington, Bernie Mac, Thomas Jefferson Byrd...
そ〜いや、この映画、単館で上映されてた最後の日に駆け込みで見に行ったなぁ。お客さん、10人くらいしかおらんかったような。。。1996年当時はまだ日本でBlack Cultureに興味をもった人が少なかっただろうし。しかも東京ではまだしも、大阪は単館映画自体少ないし、マイナー映画を見に行く人も少なかったもん。(現に、あたしがこの頃行ってた映画館はもうない。)
目的は1995年10月16日、Nation of Islamの指導者のLouis Farrakhan(Malcolm暗殺に関わりがあるともいわれていたりした人だが)が先導して行われる、ワシントン広場でのMillion Man March(参加資格が全米黒人男性のみってのが「?」 ですが)。12人のさまざまなbackgroundをもった黒人達を乗せて、そのバスはLAを出発。そのロードの途中の色んな人間模様を描いてる。
でもこれはbased on true storyじゃない。busでWashingtonへいくというstoryは、1960年代初頭に起こった、"Freedom Riders"のmovementからinspireされたのかなぁ。Spikeらしい視点であるなとは思う。結末もSpikeらしい。この結末があたしにとっては凄く、意味のあるものに思えた。SpikeはこのMarchの本当の意味を、みんなに何かを訴えかけてる気がする。そもそも、このMarch自体、「男性のみ」ってのも「?」で、目的も漠然としてるような気がするのね。ま、ここであたしがツラツラ書き連ねるより、ご自身で調べて、感じてみてほしいな〜と思います。
サントラGet on the Busはbus内での"Roll Call"から始まる。あ〜、文化ですな。あたし達日本人もこれが自然にできたらなぁ〜なんて思ったりします。新・旧入り交じった選曲。Doug E Fresh "Tonite's The Nite"のfunkness、ええわぁ。StevieにCurtis、聴かせます。
Oct 14, 2007 Sun NAPPIE | Permalink
GRIDLOCK'D (1997)
director: Vondie Curtis Hall
starring: Tim Roth, Tupac Shakur, Thandie Newton...
なんていうんやろ? アクションでもない、コメディでもない、恋愛モンでもない・・・生活感のあるドラマってあたしが感じたこの映画。正直いって2PacよりTimのほうが光ってたね〜。ま、"actor"だからしかたないか。
内容はっていうと、クスリから立ち直ろうとするTimと2Pacがいろんなことに巻き込まれていく・・・ってstory。クスリから更正するための施設に入ろうとするけど、たらい回しにされたり、彼らの仲間のオンナノコ(Thandie)が倒れて救急車を呼びたいけどもなかなかきてくれないとか、救急病院へ行けたけど、中は病人でいっぱいでなかなか治療してもらえない・・・。
きっとこれらの出来事は彼らの周りにありうることなんやろう。施設も病院もヒトがいっぱいだったりするわけで。その為に公平に診察や治療しようもんなら、待たされたりするのはあたりまえだろうし。その光景をみて、なんかあたしにとってはそういう日常への皮肉にとれた。
Read more of "GRIDLOCK'D (1997)"...
Oct 13, 2007 Sat NAPPIE | Permalink
HE GOT GAME (1998) 邦題:ラスト・ゲーム
director: Spike Lee
starring: Denzel Washington, Ray Allen, Milla Jovovich, Rosario Dawson, John Turturro,Zelda Harris
あのSpike Leeですがな。Denzel様もでてなすってますがな! 始まりからSpike Worldですな。彼の映画はending rollまで見逃せません。そこまで何か訴えかけてますから。
さて、映画のほうはふとした事故で自分の妻を殺してしまって、15年の刑に服役中の父親と、愛する母を殺してしまった父を憎み妹の面倒をみながら、父親からたたき込まれたbasketで名声を得ようとしてるが現実的な子との物語。storyをここで全て言ってしまったらおもしろないやろから、 感動した点だけあげるとね・・・
黒人文化って皮肉なことに、名声を得るまでは褒め称えてくれるけど、実際名声を得て、富を得ると、みんなが敵にまわっちゃうところってあるんだよね。それはみんながeveryday struggleに苦しんでるからなんだろうけど。
あたしが心に残ったのが、父の行動もそうなんだけど 途中にちょっとだけそのproject(低所得者団地)地域を牛耳ってるヤツが言う言葉。名前はBig timeだっけ?一字一句は覚えてらんないから忘れたけど、 よかったら注意して聞いてみてください!"「薬・酒・女」がおまえをだめにする" ・・・殿方、わかりますか???
Spikeって家族愛とか、兄弟愛をよく描くよね。それは 「まず血の繋がってるものを愛せ!」とでもいってるかのように。それが順々にまわっていったら、hateって気持ってなくなるような気がするのはあたしだけかしら?
Read more of "HE GOT GAME (1998) 邦題:ラスト・ゲーム"...
Oct 13, 2007 Sat NAPPIE | Permalink
HIGHER LEARNING (1995)
Directed and written by John Singleton
starring: Ice Cube, Laurence Fishburne, Tyra Banks, Omar Epps, Busta Rhymes, Regina King...
これはあたし、3〜4回もしくはそれ以上見てる。大学でのrealtyを描いてるねんけど、終わりはなんか怖いものを感じますね〜。
どこの国も「psycho」は怖いのね。 黒人は黒人だからこその劣等感ゆえに勝手に差別 を感じちゃってしまってたり、白人は白人で、あまりにも人種が混じりすぎたUSの状態に不満で、そのせいで白人自身が落ちぶれていってるって思ってたり。
この映画では 「知識は必要。でも知識だけじゃただの本やら雑誌と一緒。その知識を自分でどうやって生かすかが問題。」っていってるよう。そう、知識だけの人間って裏を返せば何もできないのと一緒だもんね。 要は知識と行動ですか??? 悲しいことに黒人社会(だけとは限らないけど)は、知識より行動なんだよね。そのほうが近道だし、てっとりばやい。 でも本当に幸せと「人力」を得るにはやっぱり知識は必要だと思うのね。それを正しく使うと、人種の壁を越えて、相手をぎゃふん!といわすこともできるし、認められる。 相手を認める懐の深さも得られる。プラス体も鍛えたらもう怖いものなしじゃん! やっぱ文武両道です。
Read more of "HIGHER LEARNING (1995)"...
Oct 13, 2007 Sat NAPPIE | Permalink
<< Back to PREVIOUS PAGE(前のページへ)
<< Back to SCRIBBLE(Blog)(Scribbleのページへ)
<< Back to HOME(トップページへ)

Recent Comments
● Sistah on Happy New Year!: あけましておめでとう...
● ボス on Happy New Year!: 今年もよろしくお願い...